純粋理性批判
今の会社に入社し、満一年が経過した。
この一年で、「自分の新たな欠点の発見」というのがあり、いささかショックを受けている。
というよりは、もともとあった欠点を、ようやく自覚できたという方が正しいのか??
バス会社って、トラックと違い、毎日同じことの繰り返し...という日々ではないというのが率直な感想である。
要は、”急きょの変更” とか ”即時対応” みたいなことが求められるのだ。
僕がようやく自覚した欠点とは、
”最初に受けた指示から、まったく違った指示に変更になっても、最初の指示のイメージが尾を引いて、その延長線上で物事を考えてしまう。”
というものなのである。
変更後に、相手の発言を聴いても、最初の相手の要望に沿ったイメージで発言を聴いてしまうため、即時対応に失敗するということなのである。
まぁ、平たく言えば、「頭の切り替えが悪い」ということなのだ。
昔、西洋に、カントという哲学者がいた。
純粋理性批判で『認識』の問題に取り組み、実践理性批判で『道徳』の問題に取り組んだらしい。
学生時代は、ふぅ~んそうなんだ、ぐらいで終わっていた(笑)
ふと、カント哲学を思い出したんです。
それで、調べてみると...
「私たちの認識の仕方には共通の構造があり、私たちはこれを自分の意識のうちから見て取ることができる 」
とある。
まさに、今の自分の状況に等しいのか?自分の欠点認識とつながるのか??
誤認知をしてしまうのには、僕なりに心当たりがある。
僕は、もともと生粋の理系であった。
理系は、どんな分野であっても、必ず『実験』をする。
仮説を立てて、実験・検証して、結論を出す。
この時、仮説を立てる段階で、「多分うまくいかないだろう」なんて弱気な気持ちで実験することはないのだ。
「これなら上手くいくはずだ!」という希望に胸を膨らませて、実験です(笑)
もし。実験して、思うように結果がいかなくても、すぐには諦めない。
「実験装置の不具合か?」
「環境条件が整っていたのか?」
「実験者がちゃんとやってないのでは?」
と、難癖をつけます(苦笑)
要は、望んだ結果が得られなかった時は、素直にその結果が受け入れられないため、なかなか自分が立てた仮説の失敗を認められないんです。。。
その、あきらめの悪い癖、染み付いてしまっていました(爆笑)
恋愛に置き換えて考えると、、、ストーカーです(^-^;
実際、僕は、「去る者は追わず来る者は拒まず」みたいな潔い恋愛してこなかったわ(泣)
ヤバいね。。。
だからこそ。
社内恋愛が終わった今。
婚活スナック
頑張ります!(笑)